防災ひとくちメモ

【No.10】 乾電池の保存について

いざという時の備えに
災害発生時に乾電池ほど頼りになるエネルギーはないでしょう。
万が一の時、電灯として明かりを灯してくれる、ラジオとして最新の情報を届けてくれる。
さらには、温めてくれたり風を送って涼しくしてくれたり。
器具によってはお湯を沸かしたりその他の器具を充電してくれたりと、様々な器具を動かす、まさに縁の下の力持ちです。
また世界的に規格が決まっているため数種類の乾電池を保存するだけで、わざわざ器具毎でバラバラに用意しなくて良いという点は代えがたい緊急対応力です。
日頃から自宅や職場に予備の電池を用意して、いざという時の備えとしてください。

【保存にあたって「使用推奨期限」とは】
たとえ使用しなくても、電池は古くなると、本来の性能が発揮できないことや、液漏れという症状を起こしやすくなります。
乾電池に記載されている使用推奨期限とは、その期間内に使用を開始すれば電池は本来の性能を発揮し正常に作動し、日本工業規格(JIS)に規定する性能を満たすという事を表示しています。
乾電池だけではなく、ボタン電池、コイン形や円筒形のリチウム一次電池にも表示されています。
(電池本体に表示されている場合と包装に表示されている場合があります。)
【どのように保存すればよいでしょうか】
乾電池の保管には冷暗所が適しています。
一般的には気温が20度以下で、湿気が少なく、直射日光が当たらない場所です。
少し昔、冷蔵庫に保管すると良いという話があったようですが、どうやらそれはやりすぎのようです。冷えすぎた乾電池は結露をおこし、かえって器具を痛めてしまう可能性がある他、冷え切った乾電池はその性能をフルに発揮することができません。
閉め切られたり、箱に入ったりして熱くなり過ぎなければそれほど神経質になる必要はなさそうです。
【注意する点】
乾電池の予備は一度購入すると安心してしまい、古くなりすぎて、いざという時に役に立たなかったという話をよく聞きます。
普段使っている器具の乾電池が切れた時は、予備の乾電池から利用して新たに予備の乾電池を買い足すクセをつけてください。
乾電池は一般的に単1電池から単4電池までが家庭内で使われています。
対応器具がない乾電池をたくさん予備として購入してもムダにするばかりです。
自宅にある乾電池対応器具の乾電池のサイズと本数を一度書きだしてみるのも良いですね。